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  • ここでは、本会の手術看護認定看護師が、日々の活動の中でのちょっとした内容や、ぜひ皆さんに知ってもらいたいことなどの情報を発信させて頂きます。
  • 手術看護のみならず様々な情報を発信していく予定です。

全国で使用できる手術前パンフレットの作成に向けて

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2019年4月13日(土) 兵庫ブロック 
松原 昌城

 今回のレターでは、私が取り組んでいる挑戦に関してご紹介させていただきます。
手術に携わる患者さんがとても強い不安を抱えている事を、少しでも解消したいと思い、手術看護認定看護師の資格を取得し活動してきました。
 術前外来や周術期管理チームが世間では活動を開始しており、手術前の患者さんへの不安を軽減する取り組みが行われていますが、実施している施設は限られており、まだまだ不安を抱えている方が多いのが現状です。
 私が関わった術前外来でも、すべての患者さんを対象にするのはシステム的に困難で、一部の患者さんに限定して実施していました。
 そこで、「手術を受ける全ての患者さんに安心と安全を提供したい」と考え、手術前に外来段階から実施できるパンフレットを作成するプロジェクトに挑戦させて頂いております。
 ご興味がある方は以下のURLから詳細をご確認できます。
https://fanfare.medica.co.jp/funding/projects/shujutsumae/

「ブラッシュアップセミナーを終えて」

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2019年4月7日(日)
近畿地区手術看護認定看護師会 教育担当(大阪・奈良・和歌山ブロック)
手術看護認定看護師 足立 麻礼
 
 2018年3月3日に、ブラッシュアップセミナー『手術看護認定看護師が取り組む研究の進め方〜看護研究第2弾 研究の質向上にむけたアプローチを学ぼう〜』を開催しました。
滋慶医療科学大学院大学の飛田 伊都子先生に約3時間ご講演頂き、実りある充実した時間を過ごしました。
 今まで、認定看護師教育課程で文献クリティークを学んできましたが、今回のような研究デザインや独立変数などのことまでを考えたことはなく、あらためてクリティークの難しさを痛感したとともに、質の高い研究はそこまで詳細に書くことが必要であることの重要性も感じました。今回のセミナー参加者の中には、研究の理解が進んだとともに、難しさを感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、難しさを感じたからこそ研究を完成させた時の達成感も大きくなるのだと思います。
 参加者の約6割から研究を前向きにとらえられるようになったなどのポジティブな意見があったことから、今までよりは身近でとっつきやすいものに変化したと思います。近畿地区の手術看護認定看護師が質の高い研究を目指し、切磋琢磨しながら多くのエビデンス、看護を発信できることを大いに期待します。
 周術期看護に携わる看護師の皆様。『研究』という言葉を聞くと、何となく抵抗感がありませんか?私自身、『研究』という言葉にはとても抵抗があり、難しいものだと感じていました。確かに、研究の質を追求するとなると非常に難しいものではありますが、日々の疑問を振り返る手段として考えると意外と簡単に取り掛かることができます。まずは、いろんな研究を読んでみてください。「こんなことでも研究になるんだ。」と思うものに出会えるはずです。壮大なものをしようと思うのではなく、日々「なぜ?」と思うほんの些細なことから研究を始めてみましょう。自分たちの行っていることを裏付けでき、実践している看護に自信を持つことができるはずです。




「動画を通して伝えたいこと」

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2019年3月4日(月) 大阪奈良和歌山ブロック
手術看護認定看護師 藤原亮介
(独立行政法人労働者健康安全機構 和歌山労災病院)
 
 大阪・奈良・和歌山ブロックでは、セミナーに参加する皆さまにより効果的に学びを得て頂きたいと考え、従来より動画を教材として取り入れています。加え今年度より、さらに効果的な教材作成を行うための動画担当チームが結成されました
 動画教材作成にあたっては、セミナー担当者がセミナーの内容と動画内容を決定し、シナリオを作成、動画の撮影など、長期間にわたって準備を進めています。その後、動画担当で編集作業に入りますが、セミナー企画の意図を理解したうえでより受講生に「伝わる内容」でなければなりません。特に動画は視覚で伝える効果が優れていると言われています。セミナーの講義内容がしっかりとイメージでき、自分の中に落とし込むことで日常の手術看護に活用できるよう工夫しています。動画の都合上、一部しか使用できませんでしたが、急変時の対応を行う場面では、手術看護のプロフェッショナルである認定看護師が緊迫した空気の中ワンカットで対応を行うシーンはとても圧巻で、撮影している側も息を飲むほどものでした。そのようなシーンも教材として受講生に伝わるよう、効果音や演出効果を駆使し0.1秒単位の編集を行っています。作成した動画はブロックメンバーと共有し、意見を取り入れ、より良い内容にブラッシュアップしています。
 来年度もより良い教材を作成し、多くの事を学んでいただけるようメンバーとともに企画していきたいと考えています。



第32回日本手術看護学会年次大会に参加して

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2018年12月18日(火) 京都滋賀ブロック
手術看護認定看護師 中村泰大 (京都中部総合医療センター)

早いもので、第31回日本手術看護学会年次大会の教育セミナーの企画運営をしてから1年が過ぎ、先日は今年度の年次大会が横浜で開催され、自己研鑽ため参加しました。
今回のテーマは「手術看護から周術期看護へ」とされ、術前・術後に関する研究が多数あり、人材育成や手術部運営関する講演などを聞き、多くの学びを得ることができました。また学会を通して今後、よりハイレベルなデビデンスを確立させるために信頼性と質の高い研究が求められていると感じました。研究活動を手間として捉えるのではなく、研究することで明らかとなる普遍性やエビデンスを思い、積極的に取り組んでいけばいいなと思っています。



子育てとの両立

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2018年11月1日(木) 兵庫ブロック 
手術看護認定看護師 村上貴子
(兵庫県立がんセンター)

 認定看護師となり7年目です。今年の2月から育休明けで現場復帰しました。手術室勤務も10年以上となり、周術期看護にもっと深く精通したいと思い、現在は消化器外科病棟に勤務しています。
 病棟目線での手術看護はとても新鮮ですが、手術室内で行われる看護が病棟看護師には理解しにくいと感じ、「周術期看護」として可視化することも課題ではないかと思っています。可視化することで手術室、病棟で行われている看護の相互理解を深められ「周術期看護」として連携、スリム化、質の向上ができると考え、今年度より手術看護研修を初級編から開始しました。
 子育てしながらということで、なかなか時間をうまく使うことができずもどかしさもありますが、我が子の成長を楽しみに日々過ごしています。



手術看護認定看護師を目指したのは

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2018年10月7日(日) 大阪奈良和歌山ブロック 
手術看護認定看護師 西岡 舞
(地方独立行政法人 奈良県立病院機構奈良県西和医療センター)

 手術看護認定看護師を目指したのは、就職時より続けてきた手術看護を突き詰め、次へスキルアップしたいと考えたからです。手術を受ける患者さんと向き合ううちに、手術看護師にしかできない看護があると気づき、より知識や技術を深めていきたいと思ったからです。
 自施設での認定看護師となっての役割として、スタッフ教育の教育課程の構築です。OJTを主に行ってきましたが、教育課程や他施設の認定看護師より得た知識や情報を踏まえた教育を行えるように日々努力しています。中でも、心臓外科手術においては、教育に期間を要していたため、自施設での手術動画を教材に取り入れ、教育期間の短縮と事前からのイメージ化を図り手術介助が導入しやすい環境づくりに取り組んでいます。
 

仕事とプライベートの両立

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2018年6月9日(土) 京都滋賀ブロック 
手術看護認定看護師 鶴谷 悠未(京都桂病院)

 3月に京都滋賀ブロックでは初となる体位セミナーを開催しました。他のブロックと違い、所属する認定看護師も15名と少ないため、参加者40名での開催となりました。小規模ながらわきあいあいとした雰囲気の中、参加した全員が体験できるよう8名ずつのグループとし、他施設との交流もはかるなど、充実した内容のセミナーを開催できました。
 自施設では、初めてダヴィンチが導入されました。部署で経験のあるスタッフは限られており、私も初めての経験となります。スタッフ全員で協力しながら、新しいことに取り組んでいます。
 ところで、みなさん、気分転換はどうされていますか?私の気分転換は、自転車のロードバイクです。自分の力でペダルを動かし、風を感じながら走ると、とても良い気分転換になります。仕事のオンとオフをうまく切り替えながら、学びの姿勢を忘れることなく、努力し続けてきたいと思います。



『わかる』を『できる』につなげる教育支援

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2018年4月9日(月) 兵庫ブロック 
手術看護認定看護師 木村幸子(兵庫医科大学病院)

 認定看護師になり4年になりますが、手術看護においては長い経験になります。それだけに、手術医療の進歩も自分が新人看護師の時とは大きく変わったことを実感しています。  
 近年では、ロボット支援手術や低侵襲手術、高難度手術が増え、習得しなければならない知識の幅や分野が非常に多くなりました。医療チームの中で、認定看護師として果たせることは何か悩みも多いですが、安全・質の保証を目標に、実践型のトレーニングなどを開催し、医師の協力も得ながらチーム力を強化すべく、スタッフ達と日々奮闘しています。

(写真は当手術センターで開催した『ナースラボ:腹腔鏡手術手技トレーニング』風景)



ホームページ開設にあたり

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2018年1月1日(月) 大阪奈良和歌山ブロック ホームページ広報担当
手術看護認定看護師 灘本武(大阪医科大学附属病院)
 当ホームページは、「私たち近畿地区手術看護認定看護師会の活動を知ってもらいたい」、「そして手術看護に携わる皆様の看護をさらに発展してもらいたい」という想いから生まれました。
 そこで、大阪奈良和歌山ブロックよりホームページの開設を発案し、兵庫ブロックと京都滋賀ブロックの近畿地区全体として、「より多く」「より質の高い」情報を皆様に提供したいという願いを込めて今回の開設となりました。
 今回のホームページは、各ブロックから担当者が集まり、「皆様にどんなことを知ってもらいたいか」、「皆様が何を知りたいと感じているか」などを何度も検討して開設しました。
とはいっても、今はまだ開設したばかりで、皆様へ発信する情報が十分でない部分もあります。
 周手術期看護を手術に携わる皆様と一緒により良いものにしていくためにも、今後に向けては私たちからの情報発信のみでなく、皆様からのご意見を聞かせて頂きながらさらにより良いホームページにしていきたいと考えています。


認定看護師として目指すこと

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2018年1月1日(月) 京都滋賀ブロック
手術看護認定看護師  峯上奈緒子 (住友病院)


 認定看護師となり、8年が経ちます。現在は大阪市内に勤務していますが、取得した当時から所属している京滋ブロックで地区活動を継続しています。
 認定看護師となった翌年、年次大会が京都で開催されました。当時京都の認定看護師は5名で、毎週セミナーの打ち合わせや準備に追われました。これまで体位のデモンストレーションが中心でしたが、アセスメントと看護計画の講義を取り入れ、大盛況だったことが思い出されます。
 「自身の知識向上と部署への還元」と認定を目指しましたが、セミナーをきっかけに「周術期看護全体の質向上と手術看護のアピールをしたい」と視野が広がったことを記憶しています。
 近畿地区認定会のメンバーとしてその思いを大事にしながらも、初心を忘れることなく自部署のスタッフと共に看護実践する認定看護師でありたいと思っています